システム動作要件
PHP
concrete5は主にPHPで書かれています。さらに、追加機能を提供するいくつかのPHP拡張機能が必要です。必要なPHPインタープリターとPHP拡張機能のバージョンは、使用しているconcrete5のバージョンによって異なります。以下に、サポートされている両方のメジャーバージョンのconcrete5の詳細を示します。
バージョン9 動作要件
準備中
バージョン8 動作要件
PHPの要件
PHPバージョン | 推奨 | 動作 | 備考 |
5.5 | いいえ | 8.0+ | PHP 5.5 はEOLです |
5.6 | いいえ | 8.0+ | PHP 5.6 はEOLです |
7.0 | いいえ | 8.0+ | PHP 7.0 はEOLです |
7.1 | いいえ | 8.0+ | PHP 7.1 はEOLです |
7.2 | はい | 8.4.3+ | PHP 7.2 はEOLです |
7.3 | はい | 8.5+ | PHP 7.3 は2021年12月6日でEOLです |
7.4 | はい | 8.5+ | PHP 7.4 は2022年11月28日でEOLです |
8.0+ | いいえ | いいえ |
PHPバージョンの選択
それぞれのPHPバージョンについて、「動作」行で記載されているConcrete CMSのバージョンであれば、そのバージョンのPHP上で許容範囲内で動作することが期待されます。「推奨」行で「はい」とされている場合、それは本番環境用に選択することを推奨するバージョンであり、開発元がテストしているバージョンです。
PHP拡張
concrete5 バージョン8.xでは、以下のPHP拡張が必要です。
- MySQL (PDO拡張)
- DOM
- SimpleXML
- iconv
- GD Library with Freetype
- Fileinfo
- Mbstring
- CURL
- Mcrypt
- ZipArchive(自動アップデートやコミュニティ機能に必要)
PHP設定
concrete5 バージョン8.xには次の設定が必要です。
- PHP セーフモードオフ
- 64MB 以上の PHP メモリ制限(大きな画像ファイルの処理には、さらに多くのメモリが必要になります)
- MySQL 5.1.5 以上、または MariaDB、かつ utf8mb4サポート
- MySQL InnoDB テーブルサポート
Webサーバー
concrete5はApacheとNginxの両方のWebサーバーをサポートしており、過去にIISで動作するよう作られています。公式サポートは、ApacheおよびNginxのみです。
データベース
MySQL(5.7以上)またはMariaDBのどちらも動作します。
MySQLを使用する場合は、InnoDBテーブルがサポートされていることを確認してください。
可能であれば、大きなフォームでの問題を回避するために、テーブルの row_format を dynamic に設定してください。