システム動作要件
PHP
concrete5は主にPHPで書かれています。さらに、追加機能を提供するいくつかのPHP拡張機能が必要です。必要なPHPインタープリターとPHP拡張機能のバージョンは、使用しているconcrete5のバージョンによって異なります。以下に、サポートされている両方のメジャーバージョンのconcrete5の詳細を示します。
バージョン8 動作要件
バージョン8は、concrete5の現在のメジャーリリースです。このシリーズの最新リリースバージョンは、最も安全で安定したバージョンであると考えられています。
PHPの要件
PHPバージョン | concrete5に推奨 | concrete5での動作 | 備考 |
5.5 | いいえ | はい | PHP 5.5 はEOLです |
5.6 | いいえ | はい | PHP 5.6 はEOLです |
7.0 | いいえ | はい | PHP 7.0 はEOLです |
7.1 | いいえ | はい | PHP 7.1 はEOLです |
7.2 | はい | 8.4.3+ | PPHP 7.2 はまもなくEOLになります。 |
7.3 | はい | 8.5+ | |
7.4 | (今後リリースのv9.0で対応予定) | (今後リリースのv9.0) |
PHPバージョンの選択
PHPバージョンが「concrete5の動作」可能となっている場合、その環境でconcrete5が許容範囲内で動作することを期待します。 「concrete5に推奨」されている場合、それは本番環境用に選択することを推奨するバージョンであり、開発元がテストしたバージョンです。
PHP拡張
concrete5 バージョン8.xでは、以下のPHP拡張が必要です。
- MySQL (PDO拡張)
- DOM
- SimpleXML
- iconv
- GD Library with Freetype
- Fileinfo
- Mbstring
- CURL
- Mcrypt
- ZipArchive(自動アップデートやコミュニティ機能に必要)
PHP設定
concrete5 バージョン8.xには次の設定が必要です。
- PHP セーフモードオフ
- 64MB 以上の PHP メモリ制限(大きな画像ファイルの処理には、さらに多くのメモリが必要になります)
- MySQL 5.1.5 以上、または MariaDB、 utf8mb4サポート
- MySQL InnoDB テーブルサポート
バージョン7 動作要件
注:concrete5 5.7.xサイトをバージョン8以降にアップグレードすることを強くお勧めします。
PHPの要件
PHPバージョン | concrete5に推奨 | concrete5での動作 | ノート |
5.3 | いいえ | はい | PHP 5.3 はEOLです |
5.4 | いいえ | はい | PHP 5.4 はEOLです |
5.5 | いいえ | はい | PHP 5.5 はEOLです |
5.6 | いいえ | はい | PHP 5.6 はEOLです |
7.0 | いいえ | 5.7.5.4 | PHP 7.0 はEOLです |
7.1 | はい(以下を参照) | 5.7.5.4 | PHP 7.1 はEOLです |
7.2 | なし | いいえ | PHP 7.2 はまもなくEOLになります |
7.3 | なし | いいえ | |
7.4 | なし | いいえ |
PHPバージョンの選択
PHPバージョンが「concrete5の動作」可能となっている場合、その環境でconcrete5が許容範囲内で動作することを期待します。 「concrete5に推奨」されている場合、それは本番環境用に選択することを推奨するバージョンであり、開発元がテストしたバージョンです。
PHP拡張
concrete5 5.7.xには、次のPHP拡張が必要です。
- MySQL (PDO拡張)
- DOM
- SimpleXML
- GD Library with Freetype
- CURL
- Mcrypt
- ZipArchive(自動アップデートやコミュニティ機能に必要)
PHP設定
concrete5 5.7.xには次の設定が必要です。
- PHP セーフモードオフ
- 64MB 以上の PHP メモリ制限(大きな画像ファイルの処理には、さらに多くのメモリが必要になります)
- MySQL 5.1.5 以上、または MariaDB
- MySQL InnoDB テーブルサポート
Webサーバー
concrete5はApacheとNginxの両方のWebサーバーをサポートしており、過去にIISで動作するよう作られています。公式サポートは、ApacheおよびNginxのみです。
データベース
MySQL(5.7以降)またはMariaDBの両方が機能します。可能であれば、テーブル row_format を dynamic に設定して、大きなフォームでの問題を回避します。