Localizerアドオンで特殊項目を翻訳する

Localizerは、concrete5内の特定の項目の翻訳を管理することができるアドオンです。主に多言語サイトの運用をすることを目的にしていますが、5.6.3からエリア名が翻訳表示されるようになりましたので、日本語だけのユーザーでも、エリア名を日本語で表示したい場合は、このLocalizerアドオンを使うことができます。

Localizerアドオンで翻訳を管理できる項目は以下の通りです(Localizer1.0.0時点)。

  • アクセスエンティティタイプ名
  • エリア名
  • 属性名
  • 属性セット名
  • 属性タイプ名
  • ジョブセット名
  • 権限の説明文
  • 権限名
  • ユーザーグループの説明文
  • ユーザーグループ名
  • ユーザーグループセット名
  • 選択属性の値

例えば、ユーザーグループ名を基本的には英語で登録しておき、ログインユーザーの言語によってグループ名を翻訳した言葉で表示する、ということが可能になります。

Localizerアドオンはマーケットプレイスからインストールすることができます。

addon.png

インストール後は、Localizerアドオンの表示自体は英語ですが、翻訳ファイルを入手することができます。concrete5のパッケージの翻訳ファイルは

http://concrete5.github.io/package-translations/

にアクセスし、パッケージ名で検索してください。

concrete5_packages_translations.png

download ボタンでダウンロードした zip ファイルを回答して、中にある languages フォルダの中身を packages/localizer/languages フォルダにアップロードすると翻訳表示されます。

インストールすると[管理画面>システムと設定>基本>ローカライザー]ページが表示されます。初回にアクセスすると、どの項目を翻訳表示するかが選択できます。

option.png

あとは、項目と言語を選択すれば、翻訳開始できます。

translate.png

エリア名はテーマ内の指定は日本語NGですが、これで編集モードでは日本語で表示ができるようになります!