URLとリダイレクト

プリティーURL

concrete5をインストールした初期状態では、各ページのURLには「index.php」の表記が含まれています。これはconcrete5がページを呼び出すために必要な部分です。例えば、「ホーム」直下に「Example」という名前のページが配置されていた場合、このようなURLになります。

http://www.your-concrete5-site.com/index.php/example

しかし実際のサイト運営では、このようなURLは見た目上あまり美しいとは言えず、リンクの表記形式を変更したくなるでしょう。プリティーURLは、この「index.php」という表記を、サイト訪問者と検索エンジンから隠す機能です。プリティーURLがオンになった状態では、各ページのURLは次のようになります。

http://www.your-concrete5-site.com/example

concrete5_7____URLとリダイレクト.png

プリティーURLをオンにすると、concrete5は.htaccessという名前の隠しファイルを作成し、そのファイルにコードを追記します。通常はconcrete5がインストールされたルート階層に保存されますが、お使いのサーバーや設定によっては、保存する場所が異なる場合もあります。

ヒント: もしプリティーURLをオンにして問題が発生した場合、.htaccessの内容や設定について調べてみてください。 また、サーバーの書き込み権限の関係で .htaccess ファイルが生成されない場合があります。その場合は、自分で .htaccess ファイルを作成して下さい。

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME}/index.html !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME}/index.php !-f
RewriteRule . index.php [L]

 

カノニカルURL

サイトを複数のドメインで運用している場合は、カノニカルドメインを設定することで、主ドメインがどれかを指定することができます。この設定は、sitemap.xmlの生成やその他のドメインが必要になる処理で使われます。通常は空のままで構いません。

URLリダイレクトを設定することで、カノニカルドメイン以外のドメインでアクセスされた際に、カノニカルドメインに転送することができます。カノニカルドメインで正しくアクセスできない場合はサイトにアクセス不能になってしまいますので、先にカノニカルドメインでサイトが表示できるかを確認してから設定してください。

concrete5_7____URLとリダイレクト.png

原文:Pretty URLs