ページタイプの設定方法
concrete5ではページごとに自由にレイアウトを変えてコンテンツを作成することができますが、コンテンツの種類ごとにページの表示を統一させたい場合もあります。そのような時は、「ページタイプ」を使うと便利です。
ページタイプとは、その名の通りページの種類、分類を定義することができる機能です。最も重要なのはページタイプの「デフォルト」の設定で、そのページタイプで作成したページの初期設定が行なえます。初期設定とは、どのエリアに何のブロックが配置されていて、どのような属性を持っているかなどを差します。「ページのひな形」と考えると分かりやすいかもしれません。
ページタイプの追加と基本設定(執筆中)
追加
ページタイプを追加するには、管理画面の「ページタイプ」ページの右上にある「ページタイプを追加」ボタンをクリックします。
表示される設定フォームは下記の通りです。
ページタイプ名:ページタイプの名前です。ページを追加する際に分かりやすい名前にします。
ページタイプハンドル:concrete5がプログラム側で使用するページタイプの名前です。英数字のみ使用できます。
デフォルトページテンプレート:このページタイプを使ってページを作成した際に、どのテンプレートが適用されるかの設定です。ページテンプレートの種類は、テーマに依存します。
コンポーザーで開きますか?:このページタイプを使ってページを作成した際に、編集モードで表示されるのか、コンポーザーフォームが表示されるのかの設定です。コンポーザーフォームについては後述します。
このページタイプはよく追加されますか?:ツールバー右上の新規ページボタンをクリックした際に、このページタイプが表示されるかどうかの設定です。「はい」にすると表示され「いいえ」にすると隠されます。管理上の用途で使用するページタイプは隠しておくことが多いです。
実際の画面表示は当サイトヘルプの「ページの追加」ページを参照ください。
許可されたページテンプレート:
公開方法:
変更
コピー
削除
表示順の変更
コンポーザーフォーム(執筆中)
ページタイプの表示内容を変更する
ページタイプを使って作成したページがどのような見た目になっているかの設定は「出力」ボタンから行ないます。
「出力」ボタンをクリックすると、そのページタイプでページを作成する際に選択可能なページテンプレートが表示されます。「デフォルトを編集」ボタンをクリックすると、別ウィンドウで通常のページの場合と同様の編集画面が開きます。
通常のページの編集モードと異なるのは、ページタイプのデフォルトの編集の際でのみ使用できる特殊なブロックが追加されていることです。一番下にある「コンポーザーコントロール」ブロックがそれです。
「コンポーザーコントロール」は、ページタイプの「フォーム」で設定したコンポーザーで入力可能なフォーム要素を、ページ内のどこに表示するのかを設定するための特殊なブロックです。その他は、通常のページと同様にブロックを並べて行くことができます。
編集が完了したら、鉛筆ボタンをクリックして編集モードを終了し、変更を保存してください。これで次にこのページタイプで作成したページには、デフォルトで設定したブロックがはじめから並んでいる状態になります。
デフォルトに追加したブロックをすでに作成済みのページにも反映したい
ページタイプのデフォルトの編集モードには、もうひとつ通常のページと異なる部分があります。各ブロックのメニューに「子ページの設定」が追加されています。
「子ページ」とは、このページタイプのデフォルト設定を親として、サイト内に作成されたページを意味します。遺伝的な親子関係のイメージで、ツリー構造の親子関係ではないので、まぎらわしいですがご注意ください。
「子ページの設定」を選択すると、次のような画面が開きます。
このウィンドウには、このページタイプで作成されたページが表示されており、このブロックがそれぞれのページに配置済みであるかどうかがチェックボックスで表示されています。ページタイプのデフォルトに追加したブロックは、すでに作成済みのページにはまだ配置されていませんので、チェックボックスが外れている表示になっています。チェックボックスを入れて「保存」をクリックすると、選択した子ページにこのブロックが追加されます。
反対に、チェックボックスを外して「保存」をクリックすると、選択を外した子ページからこのブロックが削除されます。