バージョン番号について
concrete5 version 8 以降
2016年春にリリース予定の concrete5 メジャーバージョンより、Ver 8.X.X という通常のソフトウエアのバージョン表記になります。
履歴上では
- 5.7.5.5
- 5.7.5.6
- 8.0.0
と、Version 6 と 7 をスキップする形となりますので、Version 6 と 7 は存在しません。
Ver 8.0.0 以降のバージョン番号の内訳です。
[メジャーバージョン].[マイナーバージョン].[パッチバージョン] というフォーマットで表現されます。
メジャーバージョン
APIや新しい機能を追加した時に変わります。一部の機能が変更するため、カスタマイズを加えているサイトやアドオンによっては改修が必要になる場合があります。2008年の5.0のリリースから2014年の5.7のリリースまで、メジャーバージョンアップは平均して1年に1回程度の間隔で行われています。
マイナーバージョン
機能は追加するけれども、後方互換性を保つため、サイトやアドオンの改修は必要が無いと思われるバージョンです。
パッチバージョン
以前のバージョンの、バグ修正やセキュリティ修正が主に含まれているバージョンです。
concrete5.0~5.7.X までのバージョン番号
メジャーバージョン
concrete5のバージョン番号は 5.7 まで、2桁目以降で表現されます。例えば、5.7 の「7」がメジャーバージョンです。concrete5 の最初のバージョンは 5.0 で、5.1、5.2...とメジャーバージョンがリリースされてきました。メジャーバージョンでは、ユーザーインターフェースや開発者APIの大きな変更を伴います。
マイナーバージョン
concrete5 のマイナーバージョン番号は3桁〜4桁で表現されます。例えば、5.7.5 や 5.7.5.1 はマイナーバージョンです。マイナーバージョンの中でも、3桁のバージョン(5.7.5 など)は多くのバグ修正や新機能が含まれるため、先にベータ版がリリースされ、コミュニティによる検証を経てリリースされるのが通例となっています。4桁のバージョンは細かいバグ修正や、セキュリティパッチの提供などを目的にリリースされ、先にベータ版は提供されません。
後方互換性とレガシー版
バージョン5.7 以降は、 concrete5 の歴史の中で最初の後方互換性を持たないメジャーバージョンです。通常はメジャーバージョンであっても、後方互換性は維持されます。5.7で大きな変更に踏み切った理由と、 5.6 のサポートプランについては、バージョン5.7のリリースノートをご参照ください。
そのため concrete5.6 以前のバージョンは Legacy (レガシー) 版と呼ばれています。