Concrete CMS はなぜ無料で使えるのですか?

Concrete CMS というソフトウェアは、どなたでも対価を支払うことなしにダウンロードして使用することができます。使用目的に制限はなく、ソフトウェアを複製したり、さらにはカスタマイズして販売することさえ可能です。ただし、ソフトウェアの使用によるあらゆる損害について、開発元は何らの責任を負いません。これらは、Concrete CMS が MIT ライセンスと呼ばれるライセンス契約に基づいて配布されているオープンソースソフトウェアだからです。Concrete CMS をダウンロードする方は、この MIT ライセンス契約に同意したとみなされます。

→ ライセンスについて

自由であること

Concrete CMS において最も重視されている哲学は「自由であること」です。Concrete CMS ははじめ商用CMSとして販売されていましたが、創業者の Franz Maruna 氏の自由を表現したいという思いによって、オープンソースソフトウェアとなりました。

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Concrete CMS とビジネス

それでは、Concrete CMS は慈善事業として開発されているのでしょうか?いいえ、そうではありません。Concrete CMS の開発を主導するアメリカ PortlandLabs 社は、Concrete CMS を中心にビジネスを展開しています。その中でも、マーケットプレイスの運営に力をいれています。Concrete CMS で利用できるテーマ(デザイン)やアドオン(追加機能)は、公式のマーケットプレイスで販売されており、ユーザーは世界中で利用されている Concrete CMS の管理画面から、直接マーケットプレイスにアクセスして、テーマやアドオンを購入することができます。

PortlandLabs 社以外にも、世界中の開発者が Concrete CMS の開発に無報酬で協力しています。多くの開発者は Concrete CMS をサイト制作などのビジネスに利用しており、よりよい成果をクライアントに提供するために Concrete CMS の開発に協力し、ソフトウェアのクオリティの向上に努めています。