CloudFlare 導入記

2011年6月14日 at 14:10

当サイトに、CloudFlare 導入しました。その際に公開側と編集側のアドレスを別々にすることによって、キャッシュを回避する方法を紹介します。

この文章は、ホスティングで複数ドメインの管理や DNS の基本操作、PHPの初級者程度の知識、concrete5 の初級知識を有している人向けです。

■ 私の英語ブログ
http://en.katzueno.com/2011/06/14/using-cloudflare-for-concrete5/
■ 本家のフォーラム
http://www.concrete5.org/community/forums/customizing_c5/using-cloudflare/

にも書きました。取り急ぎ、やり方だけを書いておきます。どなたか、詳しい解説をお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ CloudFlare と ホストのサブドメイン設定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

CloudFlare では「EXAMPLE.COM」のサイトをCloud化して、底のページにアクセスするとくアッシュ化された情報がダウンロードされます。

サイトのデザインなどをしている場合、キャッシュされたくない場合があります。

そんな時、CloudFlareでは「direct.EXAMPLE.COM」という、サブドメインを、CloudFlare のサービスをバイパスするサービスとして使うのはどうかという提案をしています。

ですので、「direct.EXAMPLE.COM」などのサブドメインなどを使って、正常に concrete5 サイトにアクセスできる方法を紹介します。

この方法は、確認する限り、

・Plesk
・cPanel
・さくらインターネット
・ロリポップ
・CORESERVER

でできるとおもいます。サブドメインでも、メインドメインのディレクトリーにアクセスできるように設定をしておいてください。

以下のサンプルコードは、サブドメインを「direct」としたケースで紹介します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ /config/site.php 変更
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

以下のコードを入れてください。<?php ?> タグがきちんと囲まれているかいないかで、付けるか付けないかの判断をお願いします。

<?php
if (strpos($_SERVER['HTTP_HOST'],'direct') !== FALSE) {
define('REDIRECT_TO_BASE_URL', false); }
?>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ /element/header_required.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このファイル
/concrete/element/header_required.php

/element/header_required.php
にコピー。そして、該当箇所に、以下のコードを入れることによって、直接アクセスのサブドメインを、検索サイトでインデックスしないように Robot タグを挿入します。


if (strpos($_SERVER['HTTP_HOST'],'direct') !== FALSE) ?>
<meta name="robots" content="noindex, nofollow">
<?php } else { ?>
<meta name="robots" content="index, follow">
<?php } ?>


以上です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ サンプル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://yokosonews.com/
http://concrete5-japan.org/

に上記のコードを導入しています。但し、開発用サブドメインは「direct」ではありませんので〜

( ̄ー ̄)ニヤリ

Re: CloudFlare 導入記

2016年3月19日 at 9:56
5.7にてCloudFlareを導入しようと考えております。

これらの設定ファイルは5.7ではどのようにすれば良いのでしょうか。
お教えいただけますと嬉しいです。