自動アップデート機能(5.4.0からの新機能)についての説明
さて、5.4.0 から搭載された自動アップデート機能について、説明します。
CMSにはつきものの、アップデート作業。
何Mバイト、何千ファイルのファイルをアップロードして作業するのは、SSH + UNZIP などのコマンドを使えないサーバーでは長い時間をとられてしまいます。
ということで、5.4.0より、自動アップデート機能が搭載されました。
この機能を利用することにより、今まで、いちいちZIPファイルをダウンロード・解凍・アップロードして・・・という面倒くさい作業から解放されます。
しかし、これを行うのにも注意が必要です。
以下、concrete5.4.0.5 日本語版 リリースの前に、それらの注意事項を、ここでまとめます。
一応、自分でも英語版 5.4.0 → 5.4.0.3 → 5.4.0.5 とテストサイト、実際のサイトで実践してきました。
*後日、誤字・脱字などを修正したバージョンを、正式ヘルプとして公開します。ダメ出しよろしく!
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■ concrete5 自動アップデート機能を利用するに当たっての注意
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* 初心者から上級者の方まで必読
サーバーが以下の機能を搭載していないと機能しません
・cURL
・Unzip もしくは PHP Unzip
・/updates/ ディレクトリーにサーバーの書き込みが許可されていること
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■ concrete5 自動アップデート簡単な動作
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初級者向けの説明
concrete5 の最新バージョンのファイルは、サーバー上の「/updates/」内に保存されます。
具体的な動作の説明
・自動アップデート開始
・ZIPファイルをダウンロード
・/updates/concrete5【バージョン番号】/ フォルダーを作成
・そのフォルダー内に最新バージョンのファイルを保存
・MySQLデータベース内容もアップグレード
という感じです
ですので、バージョンを重ねるごとに、8MBのファイルがどんどんと「/updates/」ディレクトリーの中に蓄積されていきます。
ディスク容量がかさむときは、旧バージョンのフォルダーを削除しましょう。