Re: バージョン8.2.1→8.4.3で「予期せぬエラーが発生しました。」表示され進めない

2019年2月12日 at 10:15

お世話になります。

遅くなりましたが投稿を拝見しました。

アップグレード時の処理がタイム・アウトしてしまった可能性と、アップグレードスクリプトのエラーが考えられます。

バグであればどういう条件でこのバグが発生するか、concrete5 を新規でインストールしてからの変更がどのようなものかを検証し、再現する必要があります。普段のアップデートでは問題が無いので、何か多くの方が行っていない concrete5 の設定の変更などがバグのトリガーになっていると思います。



アップグレード時の処理がタイム・アウトされてしまった可能性について説明します。

まず、ブラウザではなく、SSH から concrete5 の CLI を使ってアップデートを試み、成功すればタイムアウトが原因です。

PHP の max_execution_time が小さいと、これらのアップデートの時間が足りなくなり、ブラウザだと、最後までアップデートが走らない場合があります。

■ CLI でのアップデートの方法

CLI でのアップデートの方法です。

/[c5 までのパス]/concrete/bin/concrete5 c5:update コマンドでアップデートをします。それがダメであれば --rerun オプションを使って、アップデート再度走らせます。 --after オプションを使うことで、アップデート前のバージョンを正しく指定してアップデートのスクリプトをすべて走らせることが可能です。


concrete/bin/concrete5 c5:update --rerun --after=8.2.1

サーバーが apache や nginx ユーザーとして実行している場合は
sudo -u apache か
sudo -u nginx を
つけて実行する必要があります。


■ おまけ:開発者向けの参考情報

開発者向けの
参考情報として・・・。

アップグレードの際、concrete5 では Migration スクリプトを走らせています。

concrete5 過去のバージョンからアップデートする際 concrete5 内で変更がある場合があります。データベースの構造が変わったり、管理画面のページが増えたり、デフォルトのページ属性が増えたりします。

それらの変更が各バージョンごとに、バージョンがリリースされた日付で変更を適用する PHP スクリプトが入っています。

参考までにそのスクリプトの場所は /concrete/src/Uddater/Migrations/Migrations/ 配下です。

それではよろしくおねがいします。

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Re: バージョン8.2.1→8.4.3で「予期せぬエラーが発生しました。」表示され進めない

2019年3月1日 at 14:03
返信遅れ申し訳ありません。
ご回答ありがとうございます。
元々外注依頼したものを自社でメンテナンスしており、詳細が良く分かっていない所がある為、特殊な設定をしていないか業者に確認してみます。
タイムアウトの件についても時間ある際にCLIからトライしてみます。
ご丁寧にご対応頂きありがとうございました。