2022年5月13日
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Concrete CMS 9.1.0 リリースノート

910.png

2022年5月13日 (現地時間 5月12日) Concrete CMS (旧 concrete5) の最新版 9.1.0 がリリースされました。

さまざまな機能追加・バグ修正・安定化が図られています。

 

ダウンロードページから、最新版をダウンロードできます。

9.1.0 リリースノート

原文

新機能

  • ブロック、エリア、レイアウト、コンテナスタイルをページ内でインライン編集する際の見栄えと機能性を改善 (thanks deek87)
  • 属性タイプがサポートする場合、Express 属性を一意であるとマークできる機能を追加しました。ユニークな属性は、SKU、電子メールの一意性の強制などに役立ちます。
  • 2つのページのHTMLを比較し、差分をハイライトするバージョン比較機能を大幅に改良 (thanks deek87 and hissy)
  • 特色リンクブロックの改善。BS5 (Bootstrap 5) .btn-link ボタンクラスを使用した'リンク' スタイルボタンのオプションを追加しました。初心者の開発者がブロック・テンプレートで簡単に理解・修正・拡張できるように、ボタンのいくつかの構造をビュー・ファイルに移動しました (thanks Katalysis)
  • Hero画像ブロックの改良。BS5.btn-link ボタンクラスを使った'リンク'スタイルボタンのオプションを追加。ボタンにアイコンを含めるオプションとアイコンのみのボタンを追加。初心者の開発者がブロック・テンプレートで簡単に理解・変更・拡張できるように、ボタンのいくつかの構造をビュー・ファイルに移動しました (thanks Katalysis)
  • 管理画面に新しいセキュリティポリシーページを追加 (thanks hissy)
  • Composerインターフェイスの公開済みページに「下書きに戻す」コマンドボタンを追加 (thanks hissy)
  • 管理画面のファイル詳細画面の改善と改良(デスクトップおよびモバイルビュー)
  • 管理画面のファイルマネージャーで、ファイルフォルダーを移動する機能を追加しました。
  • Atomikの特色ブロックの「スタック」と「スタックプライマリ」のカスタムテンプレートが、他の場所にリンクするのに使われる際の余白や動作をよりよくしました。
  • YouTubeとVideoブロックタイプにタイトルフィールドを追加し、アクセシビリティを向上 (thanks Mesuva)

機能向上

  • Express の属性が、サイト内すべての Express オブジェクトに対してユニークである必要はなくなりました。同じオブジェクト内で再利用しない限り、属性ハンドルを再利用できるようになりました。
  • コピーされたエクスプレスフォームのブロックがコピー先で編集されると、新しいエクスプレスフォームが作成されるようになりました。 (thanks Xanweb)
  • ファイル選択の表示と機能の改善、バグ修正、リストとグリッドビューに幅、高さ、サイズを追加、ホバー時に詳細画像へのリンクを追加しました。
  • 管理画面のタスクオプションは、モーダルダイアログに移動し、見逃しにくくなりました。(thanks deek87)
  • 管理画面の結果表(ページ検索、ファイルマネージャーなど...)の行全体をクリックし、詳細URLに移動できるようになりました。
  • コンテナやブロック移動などのインラインフローティングコマンドの表示を改善しました。
  • 編集モードでコンテナにカーソルを合わせると、コンテナ名が表示されるようになりました。
  • CSSとJavaScriptのアセットキャッシュ設定を復活させ、ダッシュボードのキャッシュ設定ページを再構成し、機能のグループ分けと説明を改善しました。
  • Recaptcha設定ページの表示を改善しました。
  • 確認待ち、管理画面デスクトップの外観を改善しました。
  • トップナビゲーションバー ブロックの出力にページ用のアクティブクラスが追加されました。 (thanks danklassen)
  • 多言語サイト利用時にロケールホームページが削除されないようになりました。
  • ログインユーザーのためのパフォーマンスを改善しました。 (thanks hissy)
  • 既存のIP 許可・拒否リスト機能を使用して、パスワード再発行機能にレート制限を追加しました。
  • 特定の状況下でページ内のmeta canonicalタグの使用方法を改善しました。 (thanks hissy)
  • ファイルフォルダ内にサブフォルダやサブファイルがある場合、削除できないようになりました。
  • デザイン&ブロックテンプレートのインラインスタイルドロップダウンの表示を改善しました(暗すぎてコントラストのないパネルがなくなりました)
  • 管理画面のスタックページでブロックパラメーター、スタイル、権限を編集した際の「スタックを承認する」ボタンの自動表示を改善しました。
  • ユーザーがそのタイプのサイトをすべて削除するまで、サイトタイプの削除を許可しないようにしました。
  • ConcreteをWebサイトのルートディレクトリではなく、サブディレクトリにインストールした場合の問題を改善しました。
  • 管理画面のユーザー詳細ページで、ユーザーの公開プロフィールを表示する機能を追加しました。
  • コンソールインストールユーティリティに --session-handler を追加しました。デフォルトのファイルベースのセッションをdatabaseに上書きしたい場合に設定します。
  • 特定の動的ツリーがロード時にページをスクロールさせる動作を解消しました。(エクスプレス オブジェクトの詳細編集、グループの追加、カスタム管理画面 ページでのグループセレクタの使用などで発生していました)
  • JavaScriptとCSSのアセットに、キャッシュが最後にクリアされた時のタイムスタンプが追加されるようになりました。 (thanks deek87, haeflimi)
  • そのエクスプレスオブジェクト結果ページのヘッダーから「データオブジェクト」のエクスプレス管理インターフェイスに戻るリンクを追加しました。
  • ページ検索インターフェースに追加可能なカラムとして、URLパスを追加しました。
  • 修正: カスタムテーマでログインページが強制的にグレー背景になっていた。
  • 修正: スケジュールされたページ公開がページキャッシュをパージしていませんでした。 (thanks hissy)
  • 特定のオブジェクトにキャッシュを追加し、パフォーマンスを向上しました。 (thanks hissy)
  • 入れ子フォルダーのファイル保存場所を事前に選択できるようにしました。

バグ修正

  • すべてのコアブロックタイプでPHP 8との互換性を大幅に改善しました。 (thanks deek87)
  • 8.5からアップグレードしたサイトにおいて、スーパー管理者でないユーザーを検索するためのユーザー権限が、権限がリセットされるまで機能しない問題を修正しました。
  • 8.5からアップデートした場合、グループ、ユーザー、グループセット、グループの組み合わせをグループ権限に割り当てることができない不具合を修正しました。
  • PHP 8.1 で Composer によるインストールできるようにコアライブラリを改善しました。
  • CalendarのPHP 8互換性を修正しました。(thanks deek87)
  • 修正: 管理画面「データベース文字セット」ページで、現在のDBの文字セットが表示できなくなっていました
  • 修正: デフォルトスキン使用時に、Atomik カスタマイザーでボディフォントを選択できない。
  • 修正: 空のバッチを含むバッチタスクの実行が終了しない問題がありました
  • トップナビゲーションバー ブロックの「スティッキーナビを含む」設定が、ブロック編集時に適切に設定されない不具合を修正しました。
  • ページ内のスタックパネルから個々のブロックをドラッグして取り出すことができない不具合を修正しました。
  • 修正: ドキュメントライブラリの詳細検索フィールドが表示されていませんでした。
  • フロントエンドでフォームを作成する際に表示される可能性のある「Express form error dirty entity」エラーを修正しました。
  • 特定のオブジェクトや特定のオブジェクトを一括で更新する際に、属性データの検証ルーチンが実行されない不具合を修正しました。
  • 修正: Express Calendar および Calendar Event の属性が正しく実装されていません。
  • 修正: 「ページに追加」ファイル検索フィルターが機能していませんでした。
  • 修正: ゲストアクセスのスケジュールが機能していませんでした。 (thanks HamedDarragi)
  • 修正: chooser ダイアログのページ検索が機能しませんでした。 (thanks HamedDarragi)
  • 修正:多言語パネル/ページ関係パネルで、関連ページから多言語ツリーにページを作成することができませんでした - 以前はできていました。
  • マルチサイト、マルチロケール使用時に管理画面のサイトマップセレクターの表示がおかしかったのを修正しました。
  • ドキュメントライブラリーブロックでカスタムファイル属性を使用する際の不具合を修正しました。
  • レガシーな LESS ベースのテーマで、大量の LESS 変数を使用した場合にテーマカスタマイザーが機能しない問題を修正しました。
  • 管理画面で属性にソートアイコンが表示されない不具合を修正しました。
  • Bootstrap 3をベースにしたテーマで、オートナビが重複して表示されるのを修正しました。 (thnaks lvanstrijland)
  • 修正: グループによるユーザー検索条件で、グループを含み、もう1つはグループを除外するよう検索条件を設定すると、誤った結果が得られることがありました。(thanks mnakalay)
  • 修正: BS5 ベースのテーマを使用していない場合、アコーディオンブロックが必要なアセットを読み込んでいませんでした。
  • エクスプレス詳細ブロックを編集しようとするとエラーが発生するのを修正しました。(thanks Ruud-Zuiderlicht)
  • PHP8でページタイプの基本詳細の編集エラーが発生するのを修正しました。
  • コンポーザー画面でツールチップが正しく動作するようになりました (thanks danklassen)
  • 特定の条件下で、パラメーター数が多いテーマに対してスキンを作成・更新できない不具合を修正しました。
  • サイトを作成し、多言語を有効にし、新しいソースロケールを設定し、元のデフォルトロケールを削除すると、エラーが発生するのを修正しました。
  • 修正: ユーザーを有効にするワークフローで、有効アクションが動作しませんでした。
  • 修正: 9.0.2 Seo Bulk Updaterで多言語サイトの場合、All Levelsを選択すると結果が表示されませんでした(thanks danklassen)
  • 修正: Atomik を使用して、グローバルナビゲーションにスティッキーなトップナビゲーションバーを配置すると、ページの編集ができなくなっていました
  • 修正: トピック属性検索フォームがフロントエンドで翻訳できていませんでした (thanks 1stthomas)
  • 管理画面の詳細ページで、ユーザーのアバターを編集できる機能を再実装しました。
  • 修正: 壊れたクリップボードエントリーを削除できないかったり、クリップボードリストで削除済みブロックを削除できませんでした。
  • 修正: スタック配置時に、編集モードメニューが表示されていませんでした。
  • 修正: PHP 8 でオプション一覧ページ属性にオプションを追加するとき未定義の配列キー (Undefined Array Key) エラーが出ていました。
  • 修正: エイリアスページを含む多言語コピーサイトツリーで発生するエラー (thanks hisy)
  • 修正: v9 エレメンタルブロックの編集ナビタブが壊れていました (thanks ccmEnlil)
  • 修正: 特定の条件下でマーケットプレイスからパッケージを更新する際のエラーが正しく表示されない (thanks JohnTheFish)
  • 修正: アコーディオンブロック編集のリッチテキストエディタが、ファイルマネージャーやサイトマップなどのConcrete固有の機能にアクセスできない等の問題がありました。
  • PHP 8 環境で、Concrete\Core\Permission\Access\Entity\GroupCombinationEntity::$label で ErrorException - Undefined property という例外エラーが発生していました (thanks 1stthomas)
  • レガシーフォームの「このメールアドレスに返信する」のチェック状態が正しく渡されていませんでした(thanks katzueno)
  • レガシーフォームのエラーを修正しました (thanks mlocati)
  • 修正: エクスプレスフォームのハンドルを更新すると、mysql のテーブル名が長すぎエラーが出てしまっていました。
  • ユーザー検索フィールドで選択した値が保持されない不具合を修正しました (thanks mnakalay)
  • 修正: PHP 8 で、配列キー "titleFormat" が未定義であるため、Elemental full でのインストールに失敗する問題
  • YouTubeブロックのレスポンシブサイズクラスの問題を修正しました (thanks katalysis)
  • PHP 8 で Marketplace の管理画面が壊れていた問題を修正しました。
  • コメント欄の評価の星が正しく表示されるようにしました (thanks deek87)
  • エイリアスが外部リンクだった際、ゴミ箱から削除できない問題を修正しました (thanks Ruud-Zuiderlicht)
  • 非推奨になったコアの「パララックス画像」エリアのカスタムテンプレートが再び動く様になりました。
  • on-hover属性が設定された複数の画像ブロックをページ上に置くと、正しく動作しないバグを修正しました (thanks evgk)
  • 修正: アクセシビリティモードでツールバーのタイトルがインテリジェント検索結果に干渉する問題 (thanks Mesuva)
  • 修正: 言語ブロックのデフォルト表示が機能していませんでした
  • "Express Entry Selector Multiple "フォームコントロールタイプが使用できなかったのを修正しました。
  • [V9 RC] サブディレクトリにインストールされた Concrete で、ブロック追加パネルを使用した場合、「ブロックの追加」パネルを開くためのCookieが正しくクリアされないのを修正しました。
  • 修正: 保存後に reCAPTCHA バッジの位置が正しく表示されない問題を修正
  • グループやユーザーを削除した際「確認待ち」でエラーが発生するのを修正しました。
  • 管理画面のファイルの詳細ページで保存場所を設定できない問題を修正しました。
  • 追加された保存場所でのサムネイルに関するバグを修正しました (thanks mnakalay)
  • 修正: コードがコメントアウトされていたため、グローバルで concrete.debug.hide_keys が機能していませんでした。
  • IpAccessControlServiceが特定のアクセスコントロールカテゴリに対してチェックするのを修正しました。(thanks mlocati)
  • Access Control: 管理画面でのカテゴリの並び順を修正 (thanks mlocati)
  • バグを修正: IPアドレスを特定の秒数だけログイン拒否するように設定しても、永遠に拒否してしまう (thanks mlocati)
  • バグを修正: 特定のデータベース条件下で再インデックスタスクを実行すると、"照合順序が不正に混在(Illegal mix of collations)" エラーが発生していました
  • リッチテキストエディタに「snippet.png」を戻し、そのボタンを表示できるようにしました。
  • 修正: ページ属性から著者ユーザーを削除して保存すると、エラーが発生していました。
  • 修正: 特定のページ編集時、コンテナを削除すると、アクセス拒否エラーが発生していました。
  • 修正: リッチテキストページの属性コンポーザーの「ソース」編集が、コンポーザーの自動保存によって中断される
  • Imagineライブラリを使った画像処理において、特定の条件下でセグメンテーションエラーが発生する不具合を修正 (thanks mlocati)
  • 修正: サムネイルの概要でPlaceholderServiceエラーが発生する (thanks haeflimi)
  • 修正: 特定のページ内編集条件下でコンテナを削除すると、複数の削除モーダルウィンドウが表示される。
  • 修正: トップナビゲーションブロックは、多言語サイトでも常にデフォルトのサイトツリーを読み込んでしまっていた (thanks danklassen)
  • インストール前に、セッションハンドラをデータベースに上書きできない問題を修正
  • 属性表示ブロックの none (無し) オプションの欠落を修正しました (thanks JohnTheFish)
  • 修正: 承認されたバージョンがないスタックがスタックリストに表示されていませんでした。

開発者向けアップデート

  • すべてのコアブロックにおけるコードのコメントを改善しました (thanks deek87)
  • PHP-CS-Fixerのlist_syntaxルールを修正しました (thanks mlocati)
  • たくさんのサードパーティ製PHPスクリプトのマイナーアップデートを行いました。
  • c5:execのリターンコードを簡略化しました。 (thanks mlocati)
  • 修正: 管理画面とドキュメントで、タスクスケジューリングコマンドが正しくないため、より詳細な説明が必要です。
  • ConcreteCoreHttpResponseFactoryは、使用されていないにもかかわらず、最初のコンストラクタ依存として$sessionを取ることがありました。これは、セッションが利用可能になる前や、まだインストールされていないデータベースセッションのために設定される前に、レスポンスファクトリが使用された場合に問題を引き起こしました。このパラメータは削除されました。このクラスをビルドする際に $app->make() メソッドを使用する場合は、 影響を受けることはないでしょう。
  • ユーザーサイトがhttps:// でない場合でも、コンクリートマーケットプレイスとの通信にhttps:// を使用するようになりました。

セキュリティ修正

  • 修正: https://hackerone.com/reports/1483104
  • ファイルマネージャーとスタックページでファイル名をサニタイズしていなかったいくつかの箇所を修正しました。

 

以上