2009年 5月 6日
Usagi Project
転載歓迎

■ concrete5.3.1.1 日本語版 リリースノート


Usagi Project は、このたび、 concrete5 の最新バージョンである、 5.3.1.1 日本語版をリリース致しました。

ダウンロードは
https://concrete5-japan.org/download/

から行えます。

今回はバグ修正が主な内容ですが、細かい新機能等も付け加えられましたので、是非、アップグレードをお願い致します。

 

■ 5.3.0 からの変更点


新機能

  • オートナビブロックに「パンくずリスト」カスタムテンプレートを標準装備
  • オートナビブロックで特定の階層からスタート出来るように
  • TinyMCE が 3.0.9 から 3.2.2.3 (主に Safari 4 や IE8 への対応)
  • ファイルマネージャーで、次の結果ページに行く際に、トップに自動スクロール
  • 画像やファイルのリンク先を、index.phpからスルーされるのではなくて直接リンクに変更
  • カスタムテンプレートが標準ブロックでも使えるように(*1)
  • 大きいサイズの画像を扱う時のエラーメッセージやメモリーエラーの処理をきちんと
  • ブロックタイプを削除可能に。ただし「admin」ユーザーのみ(*2)
  • ファイルマネージャー内に「選択メニュー」を追加。複数ファイルをブロックに送信可能に
  • ログを種類によってフィルターできるように
  • 複数ファイルアップロード時の進行率の表示をみやすいものに変更
  • 管理画面、「機能の追加」のデザインを少し変更
  • /config/site.php でPAGE_TITLE_FORMATを指定して、<title>の[ページ名] :: [サイト名]表示のカスタマイズが可能に



バグ修正

  • ページタイプを変更、選択するメニューで、「次」ボタンを押した際にジャンプしてしまうバグを修正
  • IE7、IE8での「サイトマップ」の操作や表示を改善
  • ファイルセットを元に設定されたスライドショーできちんときちんろ表示されなかったバグを修正
  • 編集モードのページを長い時間離れた後に戻った際のバグを修正
  • IPブロックモードが使用されている際、間違ったパスワードでログインしようとした際に起こるデータベースエラーメッセージを修正
  • アップグレード時に時々起こる「MySQL strict mode」エラーを修正
  • 新規ブロックを「/package」ディレクトリーに追加した際に起こるエラーを修正
  • 新規パッケージを「/blocks」ディレクトリーに追加した際に起こるエラーを修正
  • パッケージを削除した際、そのパッケージを使用していたページ全体がエラーとなるバグを修正
  • マーケットプレイス中のテーマの、プレビューを改善



日本語版独自の改良

  • 名前にハイフン(-)がついているデータベースにもインストール可能に
  • ページリストブロックが生成するRSSフィードにきちんと、UTF-8のコードを設定
  • パンくずナビで一部起こる文字化けを修正

 

*1 /blocks/標準ブロック/templates ディレクトリーを作成し、その下にカスタムテンプレートを保存出来るようになりました。

*2 ブロックを削除されても、MySQLデータベースにテーブルが残ってしまい、今のところ手動でそれらのテーブルを削除しなければ行けません。ブロックを削除する際は、今後“絶対に”使わないブロックのみを削除して下さるようお願いします。本家では、アンインストーラーを次期バージョンに含める計画を立てています。

 

■アップグレード方法


アップグレード方法は以下の通りです。画像付きの説明はこちらです

 

  1. [管理画面] - [サイト全体の設定] - [アクセス権限]よりメインテナンスモードを有効に
  2. [管理画面] - [サイト全体の設定] - [デバッグ] より、サイトキャッシュ機能を無効に
  3. [管理画面] - [サイト全体の設定] - [デバッグ] より、サイトキャッシュを削除
  4. また、デバッグレベルを「開発モード」にしていただくと、エラーが発生した際に、エラーメッセージが表示されるので問題解決が速く出来ると思います。
  5. /concrete ディレクトリーのファイルをすべて更新
  6. お使いのブラウザーのキャッシュファイル(一時保存ファイル)を削除
  7. 管理画面に再びログイン
  8. もしくは「http://【C5のURL】//index.php/tools/required/upgrade.php」にアクセス
  9. アップグレード作業を実行
  10. アップグレード完了
  11. [管理画面] - [サイト全体の設定] - [アクセス権限]よりメインテナンスモードを無効にし、サイトの各ページに問題がないかを確認
  12. [管理画面] - [サイト全体の設定] - [デバッグ]デバッグレベルを「公開モード」、キャッシュを有効化などをされてください。

 

となります。

 

以上。

Usagi Project