2014年10月25日
転載歓迎
concrete5.7.2 リリースされました
現地時間 2014年10月24日に concrete5.org にてconcrete5バージョン5.7.2がリリースが発表されました。Get Startedページからダウンロードすることができます。日本語翻訳ファイルも同梱されていますので、日本の方もお使いいただけます。
日本語コミュニティとしての方針と協力のお願い
日本語コミュニティとしては、現在のところ5.7.xの日本語版はリリースしない方針です。日本語化に関して、皆様の意見を募集しております。concrete5.6.x からのアップグレードについての詳細なども含めて、詳しくは「concrete5 5.7がリリースされました」をご覧ください。引き続き、日本語版の要否についてご意見を募集しています。
5.7.2 リリースノート
新機能
- データベースクエリとキャッシュのチューニングにより、パフォーマンスの大幅な改善を行ないました。
- 管理画面のログ設定からデータベースクエリログを有効にできるようになりました。開発者向けの機能です。管理画面 > システム > 最適化 のセクションに「データベースクエリログ」レポートが追加されました。
動作の改善
- UX改善
- ブロック追加モードでエリアとブロックを追加できる位置を表示するようになりました。
- ページの位置と名前を設定していない際のエラー表示を改善しました。
- ページ内の空のエリアは常に表示するようになりました。
- インストール時にInnoDBテーブルがサポートされているかどうかを判別するようになりました。
- マーケットプレイステーマとアドオンのページに検索ボタンを追加しました。
- スタックの詳細ページにスタック名を追加しました(thanks akodde)。
- 管理画面のルートアクションは、viewとsubmit以外もcanAccessによって保護されるようになりました。
- 画像ブロックを改善しました。編集モードをクリーンナップし、古い使用されていないオプションを削除し、幅と高さの強制を再度動作するようにし、リンクタイプがページを再読み込みしないと変更されない点を修正しました。
バグ修正
- ローカルファイルをファイルマネージャーにアップロードできない問題を修正しました(ドラッグ&ドロップかオプションのアップロード方法を使う必要がありました)。
- マーケットプレイス:アドオンのページでテーマセットが表示される問題を修正しました。
- マーケットプレイス:セットでの絞り込みが動作するようにしました。
- 古いバージョンのブラウザでパネルがスクロールしない問題を修正しました。
- インストール時にメモリー制限を -1 に設定 (thanks EC-Chris)
- メンテナンスモードが再度使えるようになりました。
- メールの送信時にSMTP設定が反映されないバグを修正しました。
- ダイアログウィンドウからアクセスした際やブロックでユーザーセレクターが使われていないバグを修正しました。
- テンプレートがコアに一致するアイコンを持っていない際に、テーマからページテンプレートを有効にした際に “Undefined class constant” エラーが表示されるバグを修正しました。
- ページ属性表示ブロックがファイル/画像タイプで使われた際に壊れるバグを修正しました。
- 上級権限モードでグループセットが使われていないバグを修正しました。
- 有効なコンテナーが設定されていないエリアにグリッドベースのレイアウトを追加した際のグリッドハンドルのリサイズのバグを修正しました。
- 画像スライダーブロック内のリダクターリッチテキストエディターのインスタンスにリンクや画像を追加できるバグを修正しました。
- アセットキャッシュが有効になっていてソーシャルリンク属性が有効になっている際の管理画面のエラーを修正しました(thanks Mnkras)。
- 移行スクリプトによって古いデータベースの更新が再度試行されてしまうバグを修正しました。
- 「強制アップグレード」が動作しないバグを修正しました(thanks mlabrum)。
- アカウントプロフィール、プライベートメッセージシステム関連のバグを修正しました。
- 「ページリストから除く」カスタム属性によってページリストから除外されていなかったバグを修正しました(thanks SaschaGalley)。
- メニュー項目のヘッダー/フッターセットが表示されいない際にページに自動でインクルードされていなかったバグを修正しました。
- ユーザー属性と属性セットの並び替えが動作していなかったバグを修正しました。
- 画像/ファイル属性フォームが必要なアセットをシングルページが表示されている際に読み込んでいなかったバグを修正しました。
- Javascriptエラーが原因で検索結果のカスタマイズのダイアログでコアの属性が除外されていなかったバグを修正しました。
- 属性カテゴリーとキーが再度正しくパッケージされるようになりました(thanks cpill0789!)。
- ページタイプが素のページテンプレートのデフォルトより多くのブロックを持っている際にページテンプレートを変更する際にSQLエラーが原因のバグが起こる問題を修正しました。
- 修正しました http://www.concrete5.org/developers/bugs/5-7-1/use-exception-declaration-missing-in-concreteblocksformcontrolle/
- captchaを有効にするとサブシーケンス上のフォーム上のjavascriptエラーが発生することで、フォームを更新できないエラーが、組み込みのcaptchaでもフォームブロックのエラーを発生させるバグを修正しました。
- サイトマップから上級権限を変更した際のJavaScriptエラーを修正しました。
- 追加パネルでブロックとクリップボード、スタックのサブパネルを切り替えた際にJavaScriptエラーにより再読み込みが必要になっていたバグを修正しました。
- 大文字と小文字を区別するシステムでテーマをインストールする際の “Trying to add theme throws "Class \Concrete\Attribute\Rating\Service does not exist" エラーを修正しました。
- 特定のブラウザーでブロック追加パネルの他のブロックを追加のフロートのバグを修正しました。
開発者向けアップデート
- ファイル選択ウィジェットをファイルを選択せずに保存した際にゼロを渡すようになりました。この改善はカスタムコントローラー内でこのような値の取り扱いをしていないブロックでのファイル選択ウィジェットのパフォーマンスを改善します(thanks infostreams)。
- AXMLS準拠ではありませんが、開発者がdb.xml内で "time" タイプを使うことで "time" カラムを指定することができるようになりました。
- concrete.updates.enable_auto_update_core 設定値をオーバーライドディレクトリ内の concrete.php で定義することで、新しいconcreteコアを判別した際にバックグラウンドで透明に自動アップデートが行なわれるようになりました(注意:古いコアを新しいコアで置き換える必要があります)。