2014年10月25日
転載歓迎
concrete5.7.1 リリースされました
現地時間 2014年10月17日に concrete5.orgにてバグリリース修正版の concrete5バージョン5.7.1がリリースが発表されました。Get Startedページからダウンロードすることができます。日本語翻訳ファイルも同梱されていますので、日本の方もお使いいただけます。
日本語コミュニティとしての方針と協力のお願い
日本語コミュニティとしては、5.7.xの日本語版はリリースしない方針です。日本語化に関して、皆様の意見を募集しております。concrete5.6.x からのアップグレードについての詳細なども含めて、詳しくは「concrete5 5.7がリリースされました」をご覧ください。引き続き、日本語版の必要不必要についてご意見を募集しています。
5.7.1 リリースノート
新機能
- concrete5.org と接続し、テーマやアドオンをダウンロード可能に。5.6 の時に比べても管理画面からの体験もスムーズになりました。
- ユーザー認証としてのユーザー認証機能。concrete5.org で登録されているユーザー情報を自分の concrete5 サイトのアカウントとして接続できるようになりました。コミュニティ認証トークンを 自分の concrete5 サイトに接続すると、concrete5.org のアカウントでログインできるようになります。
- サイトのタイムゾーンを設定ページから設定できるようになりました。開発者者は設定ファイルを使うこともできます。
- サイトマップのフラットビューが再び管理画面から利用可能になりました。
- ブロック追加パネルから特定のブロックを検索できるようになりました。
- 高度なブロック編集メニューから、ブロック個別のキャッシュ設定をオーバーライドできるようになりました。このメニューにはブロック名のフィールドも入っています。
- Twitter 認証機能がコアに追加されました。
動作の改善
- インストール時にエラーが発生した場合にメッセージとスタックトレースを表示するようになりました。
- パッケージが壊れている時の判別を改善し、コントローラーファイルが見つからない場合に例外を投げないようにしました。5.7未対応パッケージの判別を改善しました(管理画面ページのパッケージ一覧でより分かりやすいエラーメッセージも追加しました)。
- ワークフロー名にマルチバイト文字が使えるようになりました(thanks hissy)。
- タッチパッド上で右側に長いページが表示されている際にブロック追加パネルをスクロールするする際の挙動を改善しました。
- サイトのフロントエンドと管理画面内でページを検索する際の表示を改善し、キーボードナビゲーション以外で使用する用にユニバーサル検索ボタンを追加しました。
- PHPのasp_tagsディレクティブが無効になっているかどうかをインストール時に確認するようになりました。
- Elementalテーマがフォールバック・フォントをサポートするようになりました(thanks mkly)。
- FAQブロックのオプション名、デフォルト機能を改善し、クリーンなアイコンに変更しました。
- パッケージからのサンプルコンテンツの置き換えを再度動作するようにしました。この機能のサンプルとして、マーケットプレイスの Holiday Yogurt テーマを参考にしてください。
- リダクターインラインエディタが透過するようになりました。
- モバイルデバイスでの管理画面のパフォーマンスを改善しました(thanks hissy)。
- スタイルカスタマイザーでの複数のフォントの取り扱いを改善しました(thanks mkly)。
- マイアカウントページのローカライズを改善しました(thanks hissy)。
- テーマのアクティベートまたはインストール時にページテンプレート画像を指定できるようになりました。テーマからページテンプレートを有効化した際に、一致するPNG画像がページテンプレートディレクトリーに存在していたら、その画像が使われるようになります。
- eAcceleratorでのインストール時の問題のため、PHPdocコメントが表示される設定になっているかどうかを確認するようになりました(thanks mkly!)。
- 評価属性がFont Awesomeを使うようになり、よりデザインカスタマイズがしやすくなりました。
- ファイル名と説明が検索結果でエスケープされるようになりました。
- デザインのインライン編集がブロックが編集されてもグレーアウトしないようになりました(thanks mkly!)。
- リダクターリッチテキストエディターにリンクをAjaxリクエストを使ってライトボックスで開くオプションを追加、画像以外の場合にも対応しました。
- グリッドフレームワークを使ったテーマをインストールして、グリッドレイアウトを作成し、それからグリッドをサポートしていないテーマに切り替えても、エラーが起こらないようにしました。
- 特定のデータベースカラムをlongtextに変更しました(thanks infostreams)。
- emailコンテンツタイプに文字セットを追加しました(thanks ojalehto)。
- 利用可能な場合は、認証に使用する文字列を生成する際に、より良い暗号化形式を使用するようにしました(thanks sarciszewski )。
- キャッシュ設定ページで、テーマのLESSファイルがCSSに出力される際に、圧縮するかどうかを選べるようになりました。デバッグに便利です。
- グローバルエリアの場合に、スタックの名前の変更とスタックの複製の機能を削除しました(意味を成さないので)。また、スタックの削除のメニュー項目をグローバルエリアをクリアに変更しました。
バグ修正
- 評価属性を再度動作するようにしました。
- テーマがカスタマイズに対応していない際のテーマパッケージのバグを修正しました(thanks myconcretelab)。
- 編集モードでブロックまたはエリアのカスタムデザインスタイルを保存したりリセットした際にバグがありページの再読み込みが必要になっていた問題を修正しました(thanks mkly)。
- リダクター内の表組みがセルとヘッダーに点線の罫線が付くようになりました。
- コンポーザーフォームにページ名と同時にmetaタイトルが含まれている際にページ名が保存できなくなるバグを修正しました。
- クリップボードからペーストされたブロックのカスタムテンプレートが保存できない問題を修正しました。
- フロントエンドにファイルマネージャーを表示した際に複数の画像をドラッグするとJSON出力が表示されるバグを修正しました。
- ページセレクターがPHPのフォームの配列書式でも動作するようになりました(カスタム属性でも動作します)(thanks infostreams)。
- 管理画面からグローバルエリアの名前を変更した際にforeachエラーが出る問題を修正しました。
- カスタムテンプレートが動作していない際にブロックをページ内にハードコードした場合のバグを修正しました(thanks infostreams)。
- ファイル保存場所を同じ場所で保存した際にファイルが削除されてしまう問題を修正しました。
- 修正しました “If Conversations Banned Words are enabled, all message posting fails.”
- 修正しました “After upvoting / downvoting a message, can't upvote / downvote it or any others, seemingly ever again”
- ファイルパスワードフォームでエンターを押すとJSONが表示されるバグを修正しました(パスワードは保存されていました)。
- 修正しました http://www.concrete5.org/developers/bugs/5-7-0-4/referenceerror-ccmalert-is-not-defined/
- サイトマップ内のシングルページのデザインダイアログでページテンプレートが表示されないようにしました。
- グローバルエリア内にレイアウトを追加できないようにしました。将来的にはできるようにするつもりです。
- Zend OpCacheが有効になっている際に設定値が保存できない問題を修正しました。
- スタック表示ブロックのカスタムスタイルを表示する際のバグを修正しました(thanks infostreams)。
- フルページキャッシュがログインページで壊れるバグを修正しました。
- レイアウトを編集すると再読み込みしないと何も編集できなくなるバグを修正しました。
- コンテンツが入ったグリッドレイアウトカラムのバグを修正しました。
- “Guest” と “Registered Users” グループがシンプル権限モードでもページ階層の権限ダイアログに現れるように修正しました。
- このページをシェアブロックで間違ったURLエンコードによるタイトルとサイト名のエラーを修正しました(thanks ojalehto)。
- 大文字と小文字を区別するシステムで管理画面のIPブラックリストページを表示した際のエラーを修正しました(thanks cpill0789!)。
- ブロックがカスタムクラスやカスタムデザインプロパティを持たない場合のバグを修正しました(thanks jordif)。
- Bootstrap3ではないテーマの場合にブロックパネル内のブロックタイプアイコンの位置がずれる問題を修正しました。
- エリアの権限がレイアウトによるサブエリアに継承されていないバグを修正しました。
- レイアウトによるサブエリア内のブロック権限がサブエリアから正しく継承されていない問題を修正しました。
- 多言語対応したアドオンが選択された言語を再度尊重するように修正しました(thanks mlocati)。
- IPv6関連の処理を修正しました(thanks EC-Joe)。
- パッケージの404ページテーマテンプレートが正しく表示されないバグを修正しました。
- Googleマップブロックがページ内に2つ以上挿入された際のバグを修正しました(thanks brucewyne)。
- ブロックの移動が単純に編集モードを抜けるのではなく、ページをチェックするようになりました(潜在的に未承認であるページを残す。)(thanks mkly)
- 修正しました http://www.concrete5.org/developers/bugs/5-7-0-4/google-web-fonts-ssl-error/
- HTMLブロックからクリップボードにコピーする際のエラーを修正しました(thanks mlocati)。
- 修正しました http://www.concrete5.org/developers/bugs/5-7-0-4/class-concretecorepagestackglobalarea-not-found/ (thanks mkly)
- バージョンパネルでバージョンを選択していない状態で削除しようとしたさいのforeachエラーを修正しました。バージョンを削除したあとはボタンを無効にするようにしました(thank mlocati)。
- FAQブロックのインスタンスを削除する際のエラーを修正しました。
開発者向け
- クロージャーコントローラールート(closure controller routes)にパラメーターを追加できるようになりました。
- ページ、テーマ、ユーザーの高度な検索インターフェースがかんたんに拡張できるようになりました(thanks ijessup)。
- テーマのPageThemeクラスで getThemeName() と getThemeDescription() メソッドで定義したテーマの名前と説明をインポートすることができるようになりました(thanks mlocati)。