属性

ページやユーザー、ファイルの解説で、何度か属性という言葉が出てきました。これらのオブジェクトは属性を使うことができますが、属性は特定のオブジェクトの一部というわけではありません。属性はそれ独自の、一般的なシステムを持ち、concrete5はページやユーザー、ファイルのための Attribute Category(属性カテゴリー)オブジェクトを登録します。これは、特定のターゲットオブジェクトタイプと属性データがどのように結びつくかをシステムに伝えるためのものです。

属性キーは、特定のターゲットオブジェクトと属性のデータを結びつけるためのものです。例えば、ページの「Meta タイトル」や「ナビから除く」、ファイルの「幅」や「高さ」が該当します。管理画面から、新しい属性キーを作成することもできます。

「Meta タイトル」はテキスト入力、「ナビから除く」はチェックボックスのインターフェイスですが、それだけではありません。セレクトリストはより複雑なパターンです。さらに、これらの属性は、それぞれに異なる方法でそのデータを保存または検索することができ、それぞれに異なるインターフェースを持つことができます。それは、属性キーが異なる属性タイプに属しているからです。属性タイプはファイルシステム上の、表示とバックエンドのコントローラーを司るコードからなり、管理者が追加したり、またはパッケージからインストールされたりします。

最後に、Attribute Values(属性値)オブジェクトは、属性キーと属性カテゴリー(と特定のターゲットオブジェクト)と保存された値を結びつけるものです。特定の属性キーカテゴリーのそれぞれのターゲットオブジェクトは getAttributeValueObject のようなメソッドを持っていて、このデータを取得することができます。

原文:Attributes