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【旧バージョン 5.4.x 以前】concrete5 下書きブロック & ページタイプの仕組み

注意!

上記動画は、古いバージョン concrete5.3.x で制作されておりインターフェースが最新バージョンでは大幅に変わり、下書きブロック機能が「スタック」という機能に取って代わられています。

concrete5.5.x 以降をお使いの方はこちらをご覧ください

*以下は、上記の動画の原稿のコピペです。

このチュートリアルでは、concrete5 の下書きブロック機能と、ページタイプについて簡単に紹介して行きます。

(このビデオを制作している時点で、当 concrete5 日本語ヘルプサイトの基本的な機能のヘルプページが充実していないのは分かっていますが、質問が多かったというのもあり、このビデオを先に作らせていただきました。)

ちなみに、Usagi Project では、ヘルプページ制作を手伝って下さる方を常に募集していますので、メンバー募集のページから、お問合せ下さいませ。concrete5 開発は皆さんの協力によって成り立っています。

 

concrete5でのテンプレート機能

とにもかくにも、このチュートリアルは、ある程度 concrete5 の基本的な機能。ブロックを追加したり編集したりする事が出来ている方向けに制作しています。

ということで、下書きとページタイプについての説明です。

例えば、当concrete5 日本語公式サイトを例にとると、ページ上部に、ヘッダーナビのカスタムテンプレートを適用したオートナビブロックやヘッダー画像を・・・。右側のサイドバーに、このように、Usagi Project が別に制作しているオープンソースSNSソフト、MyNETSのバナーや、最新情報のページリスト、オートナビブロックを設置したりと、同じようなブロックを、サイドバーエリアを中心にサイト全体にわたって設置しています。

ページを作る毎に、わざわざ同じようなブロックを1つずつ作って行くのは面倒くさいので、concrete5 では、2つの機能を使って、作業を短縮することができる様になります。

 

下書きブロックの基本

その1つが、下書きブロック機能です。

ひとまず、ページのどこでも良いので、ブロックを作ります。今回は、試しに、バナー画像を作ってみます。

ページを編集モードにし、サイドバーの一番下「サイトバーに追加」をクリック。画像ブロックを選択し、画像を選択し・・・そして保存。

他のページで、同じようなブロックを設置したい場合、同じ作業を続けるのは結構面倒くさいです。

ということで、今さっき作ったブロックを、下書きブロックとして保存しましょう。

ブロックをクリックし、そして「下書きに保存」をクリックします。

自分の下書きブロックにこの画像ブロックが保存されました。

保存した下書きブロックを使う方法は簡単です。

追加したいページに行きます。

編集モードにし・・・

「エリアに追加」ボタンを押し・・・

下書きのタブを押すと、先ほど追加した下書きブロックを見つける事が出来ます。

そのブロックを選択・・・、ブロックがエリアに追加されました。

 

共通下書きブロックについて

管理画面の「下書き」からは、下書きのセットを作成し、ユーザー毎ではなく、ユーザーを超えてサイト共通の下書きブロックを設定する事が出来、そして、それらの下書きブロックに名前を付けて管理をする事が出来ます。

このページはセットの一覧です。ここでセットを新たに作成し、下書きブロックをセットに分けて管理することができる様になります。

先ずは、共通セットを作成します。5.3.3.1 を新規インストールされた方は、「下書き」という共通セットが作られていますが、アップグレードされた方はここから新たに作成する必要があります。

管理画面内からも共通下書きブロックを作成出来ますが、先ほどの画像ブロックを、この下書きセットに保存してみましょう。

ブロックを選択し、メニューの中から「下書きに保存」をクリック、

プルダウンメニューから、さきほどの「下書き」セットを選ぶと、このようなメニューが出て来ます。

「下書きブロックに新規複製」と「ブロックの更新を連動させる」の違いは、管理画面の下書きエリアから編集した時に、このページにあるブロック自体にも変更が連動するか、連動しないかの違いです。

ということで、この追加ボタンを押すと、共通の下書きセットに追加され、他のユーザーも使える様になりました。

 

サイト名を変更する方法

ちなみに、この2009年10月にリリースされた、バージョン5.3.3.1 から、サイト名の場所をロゴに変えられる様になりました。このビデオを作成している2009年10月末現在では、「プレーン・ヨーグルト」と「グリーンサラダ」のみを確認しています。

管理画面 - 下書き に行きます。そして、「下書き」の共通セットに行きます。

そして、この「My_Site_Name』の」「編集」をクリックすると、記事ブロックが現れます。ちなみに、このMy Site Name という名前を絶対に変えない様にして下さい。

ここの文字を変えたり、画像に変える事によって、サイト名の部分をお好きなロゴに変える事が出来ます。試しに、concrete5 のロゴに変えてみましょう。

文字を消し、画像に変えて、更新を押します。

サイトに戻ってみると・・・。無事、サイト名の部分が、画像に変わりました。

何度もお断りしておきますが、この機能は、5.3.3.1 に搭載された新しい機能で、2009年10月以前に公開された concrete5 テーマは対応していない可能性がある事をご了承下さい。

なお、インストール時にサンプルコンテンツをインストールしていない場合はMy_Site_Nameという共通ブロックはありませんので、共通下書きセットにブロックを追加して、My_Site_Nameという名前に変更してください。

 

 

ページタイプについて

かわって、ページタイプの説明をします。

下書きブロックは、ブロック1つ1つに対してですが、ページタイプはページ全体のテンプレートのようなものです。

管理画面、ページとテーマ、ページタイプと辿っていただくと、現在のページタイプの一覧をご覧に頂けます。

 

デフォルトブロックの設定方法

ページタイプで、一番良く使うのが、デフォルトブロックの指定です。ちなみに、ここの設定は、「admin」アカウントでないと設定の変更が出来ない事をご了承下さい。

ページを新規作成する際、特定のページタイプに特定のブロックを最初から設置したい場合があります。

その設定は、ページタイプ一覧から、該当ページタイプの「デフォルト」ボタンをクリック。新しいウインドウが開き、このようにページが表示され、この状態が、新規ページを作成した時のベースになります。

さきほど、下書きに保存した画像ブロックをここに追加してみましょう。サイドバーに追加を選び、下書きから画像ブロックを選択します。

普通のページ編集と同じ様に編集モードを終了します。

次回からこのページタイプを使ってページを追加すると、この画像ブロックがその場所に配置されています。

しかし、既に作成された同じページタイプのページには、この変更は有効ではありません。

既に作成されたページへ、この画像ブロックを追加したい場合は、画像ブロックを選択し、「子ページの設定」をクリックします。

すると、このページタイプを使用しているページで、このブロックを使用しているかどうかの一覧が出て来ます。

この画像ブロックを追加したいページを選択し、更新ボタンを押します。

画像ブロックが、既存のページにも追加されました。

ちなみに、 concrete5 の自由自在にブロックの場所を移動出来るという機能の欠点で、現在のところは、エリアの一番下にしか追加出来ません。ご了承下さい。

 

ハンドルとテーマ内ファイル連動の仕組み

ちなみに、上級者向けですが、ここに「ハンドル」というのがありますが、このハンドルと、テーマ内のファイル名が連動しています。

例えば、当 concrete5 日本語サイトの Dreamweaver エクステンションのページですが、このように、dreamweaveren と dreamweaverja という二つのページタイプを作成しました。

そして、テーマのフォルダーにご覧頂くと、このようにハンドル名と全く同じテーマファイルを確認出来ます。実際に中身の違いは・・・、ここで、英語のフォントと日本語のフォントを指定している別々のCSSファイルを読み込む様に設定しています。

ちなみに、テーマのフォルダー内に、ハンドル名と同じファイルが存在していないと、「default.php」のファイルを読み込む様になっています。

この他にも、ページタイプの編集をクリックすると、このページタイプで使用するページ属性の設定等を行えたりします。

 

最後に

以上、下書きブロックとページタイプについての説明でした。おつかれさまでした。

concrete5 日本語版は Usagi Project が開発している無料オープンソースCMSです。お金を頂いていない分、皆様の様々な協力が必要となって来ます。プログラマーさんの協力、バグをテストして下さる方、ヘルプページの制作を手伝って下さる方、concrete5 の宣伝を手伝って下さる方・・・、Usagi Project は常に新メンバーを募集しています、concrete5 の普及と開発を手伝って下さればと思います。

 

 

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